実は今、キャッシング会社やローン会社は減っているんです。厳密に言うと、合法で運営する優良会社は経営が厳しいらしいです。もともとキャッシング・ローン会社というのは非常に利幅が大きく、儲かっていました。
ほんの15年ほど前までは、金利は40%まで出資法と言う法律で認められていましたので、例えば10万円貸せば、14万円返してもらえたわけです。これはメチャクチャ儲かります。普通のお店と違って、商品を仕入れる必要もなく、在庫の必要もなく、返品や不良品もありません。人件費以外は全部利益となる訳ですから。
ただし、このキャッシング・ローン会社も貸すための元手となるお金が必要です。これは銀行から借りる訳ですが、当然銀行もそこに金利をつけて利益を得ます。ところが銀行の金利は、ローン会社のそれよりはかなり低いので、その差額がローン会社の利益となっていたわけです。
ところが消費者を守るという視点で行われた、数回に及ぶ法改正によって、その法定金利はどんどん下げられ、2009年には20%まで引き下げられるのです。つまり、全く同じ金額を取り扱ったとしても、利益は半分になってしまうのです。
ところが銀行の金利は変わらないため、消費者と銀行の間に入るキャッシング・ローン会社だけが割を食う結果になってしまったのです。繰り返しになりますが、あくまでこれは法律を遵守する優良会社の話です。
普通のところでは借りられない、審査に通らないような、立場の弱い人を狙ったいわゆる「ヤミ金」は相変わらず高い金利で貸しています。みなさん、甘い話には注意してくださいね。